頭痛全般

2008年9月 5日 (金)

頭痛の分類

みなさん、こんにちはhappy01

遅くなりましたが、「頭痛研究室」本日より、開講致します。

この研究室は、毎週金曜日配信になります。

   『第1話 頭痛の分類』

頭痛の分類は、現在「国際頭痛学会による頭痛、神経痛と顔面痛の分類(ICHD-Ⅱ, 2004)が基本とされています。その分類は以下の通りです。

  (1)一次頭痛

    1.片頭痛

    2.緊張型頭痛

    3.群発頭痛と他の三叉神経・自律神経性頭痛

    4.その他の一次頭痛

  (2)二次性頭痛

    5.頭頚部外傷による頭痛

    6.頭頸部血管障害による頭痛

    7.非血管性頭蓋内疾患による頭痛

    8.物質またはその離脱による頭痛 

    9.感染症による頭痛

   10.ホメオスタシスの障害による頭痛

   11.頭蓋骨、頸、眼、耳、鼻、副鼻腔、歯、口あるいはその他の顔面

      あるいは頭蓋の構成組織に起因する頭痛あるいは顔面痛

   12.精神疾患による頭痛

  (3)神経痛、顔面痛

   13.頭部神経痛と中枢性顔面痛

   14.その他の頭痛、頭部神経痛、中枢性あるいは原発性顔面痛

この表の分類で、1~4は、機能性頭痛あるいは慢性頭痛のことであり、5~11は器質性頭痛あるいは急性頭痛、12が精神科学的頭痛、13と14は神経痛などのことであります。

皆さんも頭痛は経験されているかと思いますが、日本人の36%に慢性頭痛があると言われており、その大部分が緊張型の頭痛です。

頭痛疾患の大多数は頭痛を我慢するか、OTC薬で痛みを取ることで対応をしており、実際に医療機関(病院)に頭痛で受診する人は、頭痛疾患患者の約10%程度に過ぎません。

人は基本的に痛みに対して我慢できる人は少ないと思いますが、このように病院受診率が低いのは、痛みさえとれればいいと言うことと、病院にかかる時間がないなどの事由であると考えられます。従って、人によっては頭痛を頻繁に繰り返している人も多いはずです。それは、これら頭痛の原因を究明しないで、単に痛みをブロックするだけの対症療法を行っているだけで根本治療をしていないためです。

今後この「頭痛研究室」で、これらの頭痛に関して少しでも皆さんの理解につながるよう、また、根本的な治療を行ってもらえ、頭痛のない快適な生活を送れるよう、少しでも役に立てればと思っております。

尚、記載内容や頭痛に関しまして、ご意見やご質問がある場合はコメントにて投稿をお願い致します。可能な限り24時間以内でご回答をしたいと思っております。

では、今回はこの辺で。。。scissors

              参考:Primary care note 頭痛 【第2版】 / 日本医事新報社 より一部抜粋

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